バレエを習っていると、将来その経験を活かせる職業がたくさんあります。
バレエが大好きで、「プロのバレエダンサー」や「バレエ教室・スタジオの教師」を目指している方ももちろんいらっしゃいますが、今回は他の職業にも目を向けていきたいと思います。
数ある職業の中でも、特に経験を活かせる仕事ををリストアップしてみましたので、「将来はバレエの経験を活かして働きたい」とお考えの方はぜひご覧になってみてください。
バレエ経験が大きく活かせる職業
・宝塚歌劇団
憧れる女子も多いタカラジェンヌ。宝塚歌劇団に入団するには、宝塚音楽学校を受験する必要があります。
宝塚音楽学校のここ近年の競争倍率は、毎年20倍以上とかなり厳しいものです。
その受験項目の中には「舞踊試験」があり、そこでバレエの経験が大きく活かされることになります。(舞踊以外にも、立ち振る舞い、歌唱力など高いレベルが求められます)
「将来宝塚に入りたい!」とバレエを習う方も多いようです。
ちなみに宝塚音楽学校の2021年度の入学願書は、2020年11月13日から販売されるそうです!詳しくは公式サイトをご覧になってみてくださいね。
・フィギュアスケート選手
「バレエとフィギュアスケートは似た要素が多く、バレエの経験は役に立つ」と、フィギュアスケート選手の浅田真央さんもお話ししているように、スケート選手の中にはバレエ経験者がとても多いようです。
浅田真央さんはバレエ雑誌「クララ」でも連載をしており、単行本も出ています。気になる方はチェックしてみてくださいね。
・ミュージカル俳優
ミュージカルで活躍するには、歌唱力はもちろんですが、高いダンスの技術も欠かせません。
将来ミュージカル俳優になるために、「あらゆるダンスの基本」と言われるバレエを習う方が多いようです。
・プロダンサー
・新体操選手
社交ダンスやストリートダンスなどのプロダンサーの中にも、「あらゆるダンスの基本」と言われるバレエの経験者が数多くいらっしゃいます。(特に社交ダンスは多いようです)
また新体操も、動きや表現などにバレエとの共通点が多く、バレエから新体操へ、または新体操からバレエへ、と方向転換する方も。
ヒップホップなど一部のストリートダンスの場合、バレエとは身体の使い方や音楽のリズムが異なるため、バレエ経験者は最初は慣れるまで時間がかかるようですが、慣れればかえってバレエの基礎技術が役に立つようになり、上達も早いと言われています。
また、テーマパークダンサーは幅広いダンスの技術が求められるため、ダンスの基礎の習得のためにもバレエを習う方が多いようです。
・アイドル
ダンスの高い技術力や音感が求められるアイドル。本間日陽さん、須田亜香里さん、惣田紗莉渚さん・・・などなど、バレエ経験のあるアイドルは数多くいらしゃいます。
また、近頃ではバレエのアイドルユニットも活動されているようですね。興味のある方は、定期的にオーディション情報をチェックしてみることをおすすめします。
・整体師
・ヨガ・ピラティス・スポーツジムのインストラクター
バレエの影響で、身体の仕組みや使い方に興味を持ったことをきっかけに、上記のような職業に就かれる方もいらっしゃるようです。
バレエ教室・スタジオの中には、ヨガやピラティスのクラスを併設してあるところも見られますね。
・バレエ公演主催会社、舞台製作(音響・照明)
「ずっとバレエに関わる仕事をしていきたい」「舞台を支える仕事がしたい」と、バレエ公演を主催する会社や舞台製作会社で働く方もいらっしゃいます。
他にも「経験を活かしてずっとバレエに携わっていきたい」という方には、以下のような職業も人気のようです。
・コリオグラファー(振付師)
・バレエ雑誌編集
・バレエ用品制作・販売会社
・レオタード等の衣裳制作・販売会社
就職活動の自己アピールとしても
長年継続してきた大好きなバレエ。就職活動の際に、自己アピールとして活用するのもよいと思います。
長く打ち込んできた継続力はもちろん、
・教室・スタジオで培った、挨拶やマナーなどの礼儀作法
・発表会を協力して成功させる協調性と団結力
・ステージに立ち、プレッシャーに打ち勝つ力
・ライバルへの競争心と更に上達するための向上心
など、好きなバレエを元にしたエピソードをまとめ、自分の魅力や個性を大いにアピールできるのではないでしょうか。
好きなことを語るときは、生き生きと表情も輝き、自信に満ちています。きっと面接などでも好印象を残せることと思います。