活字を読むきっかけにも!子供向けバレエ小説おすすめ3選

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みなさんは、バレエの本をご覧になったことはありますか?
子供から大人まで人気の習い事だけあって、現在様々なジャンルのバレエの書籍が出版されています。

こちらの記事でも、漫画絵本雑誌などおすすめのバレエ本を紹介してきましたが、今回は小学生以上のお子さんが楽しめるバレエ小説をご紹介したいと思います。

「いつもマンガしか読まないけど、活字がずらっと並ぶ小説なんて読めるのかな・・・」
と戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし最近は、可愛い挿絵がふんだんに使われ、ほとんどの漢字に振り仮名がついて読みやすい、「ライトノベル(ラノベ)」という小説がたくさん出ています。
漫画を読むのに近い感覚で楽しめるので、「ライトノベルをきっかけに、本を読むのが好きになった」というお子さんも多いようですね。

今回ご紹介する小説は全て、漢字に一通り振り仮名がついていますので、小学生以上のお子さんであれば、自分でどんどん読み進められると思います。
バレエが好き、または興味があるお子さんは、ぜひ一度ご覧になってみてください!

バレエを習っているお子さんにぜひ!「エトワール」

(講談社青い鳥文庫/小学上級から)

主人公は、バレエが大好きな小学5年生の女の子「森原めい」。レッスンは好きだけど、これといった特技もないのが悩みの、ごく普通の女の子です。
そんなめいのバレエ教室で「くるみ割り人形」の発表会が行われることになり、めいは思い切って主役のオーディションに挑戦します。


物語は、主人公めいの視点で、お子さんでも分かりやすい言葉で書かれています。
表紙や挿絵のイラストも可愛らしく、バレエを習っているお子さんには共感できることが沢山あるストーリーなので、きっとお気に入りの本になるのではないでしょうか。

筆者の梅田みかさんはバレエ経験者で、ドラマの脚本も手がけています。中学生以上のお子さんであれば、同じく梅田みかさんのバレエ小説「海と真珠 (ハルキ文庫)」もおすすめですよ。

バレエあり魔法ありのファンタジー「魔女っ子バレリーナ☆梨子」

(角川つばさ文庫/全4巻/小学校中学年から)

主人公のリコは、バレエが大好きな11歳の女の子。
あこがれのトゥーシューズをお母さんに買ってもらい、嬉しくて仕方がありません。
そんなリコですが、ある時ふしぎなティアラを見つけ、それがきっかけでなんと魔法使いになってしまいます。


一人称のファンタジーストーリーで定評のある、深沢美潮さんのバレエ小説です。
バレエあり魔法ありの楽しい内容になっており、かみ砕かれた分かりやすい表現で書かれているので、とにかく読みやすいです。バレエに興味はあるけど習っていない・・・というお子さんでも、気軽に楽しむことができると思います。

期待の新作バレエ小説「リトル☆バレリーナ」

(学研プラス/小学校2年生から)

主人公は、バレエが大好きな小学4年生の女の子「ココ」。
お友達と仲良くバレエ教室に通っていましたが、ある日ちょっとした出来事があり、以前からあこがれていたバレエスクールに通うことに・・・?


こちらは先月にリリースされたばかりの、小学生向けのバレエ小説です。
珍しい横開きタイプの本ですが、1ページ当たりの文字数は少な目で、イラストがたくさん掲載されているので、とても読みやすいです。
まるで絵本のような感覚ですいすい読んでいけるので、活字が苦手なお子さんも物語に入り込みやすいのではないでしょうか。

著者は児童文学作家の工藤純子さん、そして監修は人気バレエコミック「絢爛たるグランドセーヌ」の監修でも知られる舞踊史家、舞踊評論家の村山久美子さんです。

現在「リトル☆バレリーナ」の特設サイトでは、チュチュのデザインコンテストも開催されているようです!興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

学研 リトル☆バレリーナ特設サイト

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