小学校の中~高学年にもなると、徐々に気になりはじめるムダ毛。
普段レッスンでレオタードを着用し、腕やワキが見えやすいバレエ女子なら、なおさらなのではないかと思います。
ケアの方法が気になるものの、スタジオのお姉さんやお友達に「普段どんなケアをしてるの?」・・・とは、やっぱり聞きづらいですよね。
というわけで今回は、バレエをしている女の子のムダ毛ケア・脱毛(除毛)方法についてリサーチしてみました。ぜひおうちの人とチェックしてみてくださいね。
抜く・剃る・脱色・溶かす。お子さんにはどの方法がおすすめ?
ムダ毛のケアにも様々な方法がありますよね。
ただ、大人に比べると子供の肌は薄いため、大人と同じようにケアをしようとすると、方法によっては肌に大きく負担がかかってしまうことも。
では、お子さんの場合どのようなケアがおすすめなのでしょうか。
抜く
テープや毛抜きピンセットを使ってムダ毛を抜く場合、皮膚への刺激が大きく、皮膚炎をおこす恐れがあるようです。
また抜くことを続けていると、毛穴が黒ずんでしまったり、毛が肌の中に埋もれてしまう「埋没毛」になってしまうケースも!
抜くときの痛みもありますので、お子さんにはあまりおすすめできない方法です。
剃る
「剃る」は、小学生~中学生でおすすめな体毛ケア方法の1つです。
剃る場合、カミソリや電気シェーバーを使うのが一般的ですが、お子さんにはどちらの方が良いのでしょうか。
カミソリはリーズナブルで手に入りやすいのですが、お子さんが慣れないうちは肌を傷つけてしまいがち。また、きれいに剃れたように見えても、肌には目に見えない細かい傷がついてしまったりします。
できるだけ肌へのダメージを減らすために刃の枚数が多いカミソリを使うのもよいのですが、やはりおすすめなのは、一般的にカミソリよりも負担が少ないと言われる電気シェーバーです。
お子さんでも扱いやすいもの、水洗いできるもの、防水機能の備わったものなど様々なタイプの電気シェーバーがありますので、おうちの人と一緒に自分に合うものを選ぶとよいでしょう。
なお剃るときは、こちらの3点のポイントをおさえておきましょう。
1.剃る前にシェービング剤を塗る
泡、クリーム、ジェルなどのシェービング剤を予め肌に塗っておくことで、剃りやすくなる上、肌への負担も少なくすることができます。
シェービング剤は、保湿成分が含まれた肌にやさしいものがおすすめです。
またシェービング剤を使用する場合、電気シェーバーは防水機能のあるタイプを選びましょう。
2.できるだけ毛の流れに沿って剃る
毛の流れに逆らって剃るとスムーズに剃れるのですが、実は肌に負担がかかってしまうそう。
できるだけ毛の流れに沿って剃るようにしましょう。
もし、毛の流れと逆向きじゃないと剃れなかった・・・という部分は、しっかり保湿してお肌のアフターケアをしておきましょう。
3.背中はおうちの人にお願いする
レオタードを着ると、腕やワキだけでなく背中の毛も気になってしまいますよね。
ただ、背中の毛は自分で処理をしづらく、1人で無理をしようとすると肌を傷つけてしまうことも。背中はできるだけ、おうちの人に剃ってもらうことをおすすめします。
脱色・脱毛(除毛)剤
体毛の色を薄くする脱色剤、脱毛(除毛)剤は、処理も楽で仕上がりもきれいなのですが、薬剤を使用するため肌への負担が大きくなりがちです。
そのため、もしこれらの薬剤を使用する場合は、予めパッチテスト(少量を肌に塗ってかぶれや異常が無いか反応をみる)を行うようにしましょう。
そして使用する薬剤は、できるだけ肌への負担が少ないもの、または子供でも使用可能な旨が商品に明記されているものを選びましょう。
こちらのパイナップル豆乳クリームは、生後6ヶ月から使用できるとのことで、お子さんにも人気があるようです!
処理後は抑毛クリームでのケアがおすすめ
ムダ毛を処理した後は、抑毛クリームをお肌にぬってスキンケアするのがおすすめです。
抑毛クリームを定期的にぬることで、保湿効果や毛を細くしたり発毛を抑える効果が期待できます。(脱毛・除毛を行うものではありませんのでご注意ください)
先程ご紹介した除毛剤とセットで使用している、という方も多いようですね。
子供の脱毛が可能な皮膚科・クリニック・エステ
自己処理はいちいち面倒で、長続きしない・・・という場合は、皮膚科、美容クリニック、エステなどでの脱毛を検討してみるのもおすすめです。
近頃は、痛みや肌へのダメージが少ない「キッズ脱毛」対応のエステが増えています。
バレエ以外でも、水泳や新体操など肌の露出が多かったり、毛深いことが気になるお子さんの利用が増えているようですね。
気になるのはお値段ですが、昔に比べるとだいぶリーズナブル。
例えば、エステティックTBCのエピレキッズ脱毛では、初回2カ所脱毛でなんと490円(2021年2月現在)だそうです・・・安い!
さらに、事前に肌の状態をみたり不安なことを相談できるカウンセリングを、無料で行っているところも多いようです。
また、もし皮膚科やクリニックで永久脱毛を検討している場合は、成人になってからをおすすめします。
(思春期は毛をつくる体の組織がまだ成長中で、ホルモンバランスもまだ不安定のため、脱毛してもまた生えてきてしまう可能性があるため)
自宅でエステ並のケアも可能!?家庭用脱毛器も人気上昇中
コロナ禍で、クリニックやエステには行かず、できるだけ自宅で効果の高いケアを・・・という方も増えているようです。
そのような中で、現在人気が高まっているのが「家庭用脱毛器」。
エステの脱毛に比べるとパワーはやや劣るものの、自宅で何度も気軽に使用できるのが嬉しいですね!
一方お値段は、商品にもよりますが、だいたい数万円程度・・・と少々お高めかもしれません。
ただ、長期的に使用することを考えると、エステに何度も通うよりもリーズナブルという声も多いようです。
※脱毛器によっては、お子さんへの使用は推奨されていないものもありますのでご注意ください。
購入前に、商品の公式サイトなどで使用方法や注意点も合わせてチェックすることをおすすめします。
さいごに
いかがでしたか?
今までご紹介したように、ムダ毛ケアの方法も様々ですが、お肌への負担やケアにかかる手間などを考慮して、ぜひ自分にあった最適な方法を試してみてくださいね。
ツルツルなお肌でレッスンを受けることで、バレエへのモチベーションもぐいぐいアップしますよ☆