11月に入り、寒さがだんだんと厳しくなってきましたね。
そうなると気になってくるのが、バレエレッスンでの防寒対策ではないでしょうか。
特に女の子の場合、冬場はレオタードとタイツだけではどうしても体が冷えてしまいます。
さらに今年は新型コロナウイルスの影響で、スタジオの換気も定期的に行われる分、例年よりも一層体が冷えやすい状況です。
体が冷えると、
- レッスン中思うように体が動かしずらい
- 怪我をしやすくなる
- 自律神経のバランスが崩れやすくなる
- 免疫力の低下
のような悪影響が。
そこで今回は、バレエレッスンで皆さんがどのような寒さ対策をしているのか、リサーチしてみました。
ストレッチをしっかり行う
まず、基本的には体を内側から温めることが大切。
バレエレッスンでは、スタジオで普段行われているストレッチメニューにしっかり取り組みましょう。
ストレッチを行うことで、体が温まるだけでなく筋肉もほぐれるので、レッスンでの怪我の予防にも繋がりなります。
ただスタジオによっては、レッスン前のウォーミングアップ等ではストレッチを行わない方針のところもあるようです。事前に確認しておきましょう。
また、体を温めようと無理にストレッチを行うことで、ケガの原因になってしまうことも。
先生に指導を受けているストレッチメニューを、無理のない範囲で行いましょう。
Ballet Yogaチャンネルより
おすすめのバレエ防寒アイテム
次は、バレエで役に立つ防寒アイテムをいくつかご紹介します。
体を温めるには、「3つの首」(首、足首、手首)を温めると効果的と言われています。
このポイントをおさえ、かつ着用しても体のラインが見えやすいアイテムが人気のようですね。
ただ、重ね着などによって生徒の体の動きが見えづらくなるため、場合によっては着用を禁止しているスタジオもあります。防寒アイテムを揃える前に、事前に先生に確認しておきましょう。
レッグウォーマー
バレエ防寒アイテムの定番といえば、レッグウォーマー。女子はもちろん、男子にも愛用者が多いようです。
足首までしっかりとカバーできるものが温かくておすすめです。(かかとに穴が空いているタイプなら、足の甲までカバーできます)
また、サイズが大きいとレッスン中にずり落ちてしまうこともあるため、自分に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。ずり落ち防止性能があるものもよいと思います。
トップス
レオタードの上にトップスを1枚重ねるだけで、だいぶ温かさは違ってきます。
体のラインが見えやすいカーディガンやTシャツの他、防寒性能の高いベストやパーカー(動きの邪魔にならないようフード無しのものが◎)、デザインがおしゃれなカシュクールやボレロなどが人気のようですね。
基本的には、
- レオタードの上に着ても体のライン(お腹、肩、腕まわりなど)が見やすい
- 脱ぎ着しやすい
- サイズが合っている(レッスン中、肩からずり落ちないように)
- 着心地がよい(チクチクしたり締め付けが強くないもの)
のようなトップスがおすすめです。
手首や首回りまでカバーできるトップスにすると、より一層温かいですよ。
その他にもこんな便利アイテムが
足先が冷えるならレッスンが開始前まで足用カイロをつけたりウォームアップシューズを履く、首回りが冷えるならタオルを首に巻いたり(体が温まってきたら汗拭きタオルとしても使えます)ネックウォーマーをつける、腰や脚を温めるならショートパンツやサウナパンツを履く、という方も。
またそのスタジオごとに、生徒さんに人気のあるアイテムや防寒対策もあるかと思いますので、レッスンでお姉さんやお友達が身につけているものをチェックしたり、「寒いときどうしてる?」と聞いてみるのもよいかもしれませんね。
レッスン中、レッスン後は?
レッスン前は体が冷えている状態ですが、レッスンが進むにつれ、だんだん汗をかくほど体が温まってくると思います。
温まってきたら、先生にしっかりと体のラインや動きを見てもらうためにも、できるだけレオタード+タイツの基本スタイルに近い状態にしていきます。
トップスやレッグウォーマーなどは適宜脱いでいきましょう。
また、レッスン後は汗が冷えて体調を崩しやすくなるため、汗を拭き取り、できるだけ早目に着替えることを心がけましょう。