バレエやオペラで世界最高峰ともいわれる英国の劇場「ロイヤル・オペラ・ハウス」。皆さんも、一度はこの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ロイヤル・オペラ・ハウスのWEBサイトでは、いろいろなコンテンツを見ることができます。
その中でも現在、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごすことの多いお子さんのために、自宅でも歌ったり、踊ったり、作ったりして楽しめるコンテンツが多数紹介されています。
特にサイトで紹介されているバレエやオペラの工作は、クオリティの高さにびっくり!しかも、自宅にある簡単な材料で作れちゃうんです。
今回はその中から、特にイチオシの作品を何点かご紹介したいと思います。
工作の解説は英語ですが、英語が苦手な方でも作り方が丁寧にムービーで紹介されているので、とても分かりやすいですよ☆
ご自宅でもぜひ、バレエ好きのお子さんと作ってみてくださいね。
アルミホイルとティッシュでつくる「白鳥の湖ティアラ」
ロイヤル・オペラ・ハウス公式サイト CREATE&LEARNより
女の子の気分も爆上がり間違いなし!かわいい「白鳥の湖」オデットのティアラです。
主な材料は、
- アルミホイル
- ティッシュペーパー(または薄い紙)
- 輪ゴム
- 厚紙または段ボール(白鳥の羽を貼る下地に使用)
- セロテープ
- 接着剤
です。
ティッシュペーパーで白鳥の羽をつくるアイディアはすごいですね!!
白鳥の羽を貼る下地の厚紙のサイズは、公式サイトでは長さ17cm、幅7cm(それぞれ最長の部分)で掲載されていますが、ティアラをつける方の頭のサイズによって大きさは調整しましょう。
完成後も、自宅にあるビーズなどの飾りをつけて、更にキラキラさせても☆
段ボールでつくる「ミニチュア劇場」
※現在こちらの工作の型紙は配布終了となっているようです↓
ロイヤル・オペラ・ハウス公式サイト CREATE&LEARNより
こちらも家にある材料で簡単につくれる、ミニチュア劇場です!
主な材料は、
- 段ボールや厚紙
- 型紙
- 定規
- カッター・はさみ
- のり・テープ
- 色鉛筆や色ペン
です。
カッターで厚紙を切るとき、小さなお子さんでは危ないので、大人の方にサポートしてもらうことをおすすめします。
背景や地面、劇場の壁面にお絵かきしたりシールを貼ったりすれば、華やかさもアップしておすすめ!
また型紙には、1/100スケールのバレエシルエットもついてきますが、お子さんがバレリーナをオリジナルでお絵かきして作るのも楽しいと思います。
シンプルな構造なので、お子さんのバレエ人形ごっこ遊びにも使ったり、操り人形をつくって上から糸で動かしたり、床面の上下に磁石をつけて紙のバレリーナを動かしたり・・・と、いろいろアレンジして遊べる劇場です☆
私も実際に作ってみましたよ~↓
ホントに音が出る!?食パンと卵でつくる「魔法の笛」
ロイヤル・オペラ・ハウス公式サイト CREATE&LEARNより
こちらはバレエではないのですが、有名なオペラ作品「魔笛」から。
タミーノ王子が吹く魔法の笛を、なんと以下のような材料で作っちゃいます!
- 食パン
- 卵
- バター
- アルミホイル(パンを巻き付けるのに使用)
- 木の棒(パンを巻き付けるのに使用)
- ストロー(笛の穴を開けるのに使用)
オーブンや包丁も使用するので、小さなお子さんは大人の方と一緒につくることをおすすめします。
そして何とこの笛、本当に音が出せるんだそう。
ポイントは、息が笛の中を一方向に通る(=息が笛の両端から逃げない)ようにすること。つまり笛の上部の穴を、指などでふさいで吹くと紹介されています。
また、リコーダーと同じように、塞いだ穴の数が多いほど低い音が、少ないほど高い音が出ます。
余談ですが、「ちくわ」でも笛が作れてしまうんだそうですね。(どんどんバレエから話が離れていってますが・・・すみません)
以下の動画で穴を開ける行程などを見ていると、今回の笛の作り方と近い気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語ですが、ロイヤル・オペラ・ハウスの公式サイトで詳しい作り方も紹介されています。
定期的に新しいアクティビティも追加されているので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!
ロイヤル・オペラ・ハウス公式サイト CREATE&LEARN