無観客公演の動画配信で支援金。アートにエールを!(東京都)

バレエ全般

新型コロナウイルスの影響で、春~夏にかけて予定していた発表会の中止・延期を余儀なくされたバレエ関係者の方は、本当に多いのではないかと思います。

発表会のプログラム制作等お手伝いをさせていただいている私たち『舞台のプログラム屋さん』も、「みんなで発表会の練習や準備を一生懸命してきたのに、中止になり本当に残念、悔しい」というお客様の話をたくさん伺いました。

しかし全国に出ていた緊急事態宣言も先月下旬に解除となり、各地のホール・劇場も徐々に再開されるようになってきました。
そして休講が続いていたバレエ教室・スタジオも、感染対策を行った上でレッスンを再開し、夏~秋・来年の発表会に向けて動き出すところが増えてきました。

そんな中で、東京都からの新しい文化支援に関する情報が出ましたので、ご紹介したいと思います。
都内在住、または都内で活動するバレエ関係者の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

舞台のプログラム屋さん

1.無観客公演の動画、無料配信で200万円の支援金

東京都が先日、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く公演関係者のために、以下の条件を満たした場合、1公演につき200万円を支給する方針を決めました。

・都内の劇場・ホール等で予定していた公演が中止・延期となった、東京を本拠地とする団体
無観客で(または入場を制限して)公演を行う
・その公演の動画を無料で配信する

合計300公演に、支援金を支給する方針で進めているようです。
これから、都内でのバレエ公演や発表会を予定している方にとっては、非常に嬉しいニュースですね!
詳しい条件や応募方法は、6月17日(水)に公開される予定です。

【参考】アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)

また、東京都以外にも、無観客・入場制限を行う公演に対して補助金支給や支援を行っている道府県も多くあります。
これから公演・発表会を予定している方は、ぜひお住まいの地域の公演支援情報を調べてみてくださいね。

2.アートにエールを!東京プロジェクト 個人型の再募集

こちらは、東京都内在住、または都内で活動するアーティストから動画作品を募集し、採用・東京都の専用サイトで配信された場合、1人あたり10万円の出演料がもらえるというもの。

先月15日に受付が始まりましたが、応募が殺到したため、なんと即日で受付締切となる事態に!
そのため東京都が、6月23日(火)10時から6月24日(水)18時までの期間に再募集を行うことが決まりました。

ジャンルの中には「舞踊部門」もありますので、この機会にモダンバレエのオリジナル作品や、家でもできるバレエエクササイズ、といった動画を応募してみるのもよいかもしれませんね。
詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

【参考】アートにエールを!東京プロジェクト 公式サイト

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