バレエのレッスンを受けはじめると、「プリエ」「タンデュ」といった、何やら耳慣れない言葉が聞こえてくるかと思います。
英語ではないようだし・・・いったいどんな言葉なのでしょうか。
実はバレエのレッスンで出てくる用語は、ほとんどがフランス語。というのも、バレエのステップはフランスで生まれたからなんです。
かといって、バレエのレッスンを受けるために、フランス語の会話や文法まで一通り覚える必要はありませんので、ご安心ください。
基本的によく使われるバレエ用語を予め知っておけば、レッスンもスムーズに取り組めるのではないかと思います。
バレエのレッスンをこれから受けるという方は、ぜひこれからご紹介する基本用語をチェックしてみてくださいね。
パ
動き、ステップのこと。
「回転するパ」「ジャンプのパ」のように使われます。
バレエのレッスンでは、たくさんの「パ」の中でもシンプルなものから覚えていきます。
アンシェヌマン
「パ」をいくつか組み合わせ、つないでひとつにまとめたもの。
「パ」はバレエの動きの最小単位として使われますが、これらの「パ」がいろいろなパターンで組み合わさって、様々な「アンシェヌマン」になります。
ポジション
クラシックバレエでは、足や腕の置く位置が基本的に決められています。それを「ポジション」と言います。
足と腕、基本的なポジションはそれぞれ1~5番まであります。
それらを、「足は2番・腕は1番」といったようにいろいろ組み合わせていきます。
それぞれのポジションは、Ballet Yogaさんなどのバレエ動画で分かりやすく紹介されていますので、チェックしてみてくださいね。
プリエ
たくさんあるパの中でも、レッスンで頻繁に出てくる動きが「プリエ」です。
プリエとは、ひざを曲げる動きのことです。
プリエには大きく分けて2種類あり、深くひざを曲げるプリエを「グラン・プリエ」、足全体(つま先からかかとまで)を床につけたまま半分ほどひざを曲げるプリエを「ドゥミ・プリエ」といいます。
ちなみに「グラン」は大きく、「ドゥミ」は半分という意味です。小さいを表す「プティ」という言葉も合わせて覚えておくとよいでしょう。
バレエジャポンさんなどのバレエ動画でプリエが分かりやすく紹介されていますので、チェックしてみてくださいね。
他にも覚えておくとよいバレエ用語
他にも覚えておくとよいバレエ用語をいくつかピックアップしてみました。
・ア・テール
足を床につける
・アン・レール
片足を空中に動かす
・アンドゥオール
外向きに、外回し
・アンドゥダン
内向きに、内回し
・ジュテ
片方の足でジャンプして、もう片方の足でおりる
・バットマン
片方の足を開いたり閉じたりする
・ピルエット
くるくる回る
・ルルヴェ
かかとを上げてつま先で立つ
コンパクトなバレエ用語辞典があると便利
なかなかバレエ用語が覚えられない・・・という方は、コンパクトサイズのバレエ用語辞典をバレエバックに入れて、レッスンに持って行くのがおすすめです。
分からない用語がでてきたら調べる習慣をつけると、覚えるのも早いと思います。
個人的には、こちらのバレエ用語集がおすすめです。コンパクトなのに図や絵の説明が入っていて、とてもわかりやすいですよ。